2011年8月15日月曜日

記憶から、イメージする



行った先で、どこがよかった?
旅の後、よく聞かれることかもしれない。

そういうとき、返答に困ってしまう。
なぜなら、観光目的で旅をしたことがないから。
ピンポイントで言葉が出てこないのだ。

そのかわり、すごく印象的な風景やその場で感じた濃密な空気感は、
10年以上前のことでも、昨日のことのように覚えている。

それは、日常でも同じことで、
私の場合、人を見ていることも多い。
とくに、かわいい人。
かわいい人というのは、
どこにでもいるような、綺麗で、というかんじではなくて、
その人自身にしか出せないような空気感を持っている女の子。
そういう子は、シルエットだとか、しぐさだとか、
着ているお洋服の感じとか、だいたいトータルで記憶している。

それで、お洋服のデザインだとかを考えるとき、
そういう子が、たとえば、海辺を散歩している感じ、だとか、
あらゆるシーンを想像する。
この場面では、こういうものを、さらっと着ているかな、とか。
ある種のストーリーみたいなものがイメージできると、
デザイン画に起こせる。

デザインは、イメージがすべて。。。






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