2013年5月3日金曜日


深い泉の澄んだ色。
おそるおそるしか、触れることができないぐらい
研ぎ澄まされているとは、このことだ。

冬、大切な人との別れをして
しばらくぼんやりしていたけれど
この場所で、久々に、スイッチが入った。
「人のために、やるべきこと、自分ができることをやりなさい」
そんな声が聞こえてきそうだ。



2012年12月30日日曜日

冬の一日



ひさびさに、どっぷり風邪をひいてしまった。
風邪をひいたのをいいことに、
じっと、部屋に閉じこもって
読みかけのストック本を一挙に読みあさる。

12月に入ってから、ひそかに進めている
「香り」と「庭」の研究。
光溢れる部屋の中、
新たな気付きを得ることが多い。

エルメスの調香師ジャンクロードエレナは言う。

しっかりとして喜びに満ちた方法
存在感があってしかも軽やかな方法で
自分の創造物を表現するためには
空間と光が必要なのだ。


2012年12月17日月曜日

Trip at Matsue






色々な出会い、気付き。
旅するたびに想うけれど、
松江という、私にとって、また特別な場所ができてしまった。

山や湖、海。そして、多くの雲。
そこは、そこにしかない空気感とステキな人と
厳しいけれど、温かな自然があった。

また、春なのか、秋なのか
めぐるべき時が来るはず。




2012年10月28日日曜日

つむいでつながる


紡いだ糸が、おばあちゃんの手によって
形となって、心がこもった、あったかいものに変わった。

原毛から糸へ。
糸から編み物へ。
これから、どんな人に、どんな想いで届くのだろう。

創造・想像することは、楽しい。

2012年9月30日日曜日

tumugu



冬の展示会のために、毛糸を探しに街へ出た。

思ったような質感の糸にめぐり合えない。

ニットを編む知人に、お店の情報を聞いて、

高架したにある、その店に入った瞬間、

心ごと全部、わしずかみされたような、

ひさびさの興奮状態だった。

そこは、原毛の山だったのだ。

壁にかけてあるサンプルが、願っていた通りの質感だったので

それを願い出ると、

「それは、サンプルで、ご自分で原毛から手動の駒で
紡ぐんですよ。」

とあっさり。


簡単に覚えられるから、と、0から丁寧に紡ぎ方を教わる。

早速、家に持って帰り、やってみる。

紡ぎ始めると、どんどん無心になり、

心が落ち着くのだ。

次第に慣れてきて、気付くと、ミルク色のふわふわに仕上がった糸を見て、

久々の充実感を得る。

後日、作業をお願いしている友人から

「ぜんぜん毛糸が、足りない。2-3倍の量が要る。」

と連絡が入って、大慌てで紡いだ時は、

無心どころの騒ぎではなかった。。。


2012年8月26日日曜日

休日。




ひさびさの休日。

ちょっと、たまっていた書類を整理。
部屋を2日かけて掃除して、
色々なものを、「手放そう」と決めて
ぴったりそうなところへ送る。
じっくりと、会いたかった人たちに
ゆっくり会いに行ってみる。
観たかった映画を、
やっとDVDでまとめて観る。
家族に、暮らしの手帳を見ながら
丁寧に冷やし中華をつくってみる。
手紙を書いてみる。

こころの片隅にあったらしい
「休日リスト」を
一挙に実行してしまった感じ。。。

2012年7月22日日曜日

いよいよ。



8月の展示会の準備も、もう少し。

どきどきもするし、
でも、今回は、不思議と、
あったかい何かに包まれているような
そんな心持で、
8月が楽しみでしょうがない。

韓国で感じたこととか、
いままでの、小さな旅で感じたこととか
いろんなステキな人に会ったこととか、
大切なお友達のこととか、
なんというか、今までの自分の溜めてきたことが
うまくリンクしているような気もしている。

もうひと頑張り。