2011年8月12日金曜日

眠ること。


Hawaiiを旅していたとき、毎晩、ホテルのプールサイドに出て、空を眺めていた。
星をみたり、風を感じたり、ヤシの木が揺れる様なんかを見ていた。
それは、とても不思議な感覚で、空と自分と地が全て一体になった感じで、
自分がどこにいるのか、よくわからなかった。
そうして夜を迎えると、次第に眠くなってきて、ベットでゆらり。
Hawaiiにいる間は、
毎日早寝、早起き。朝6時には自然に目が覚める。

日本に帰ってきてからも、その感覚を忘れることができず、
夕方になると、空ばっかり見ている。
雲の形だとか、光だとか、夕日がつくる光の情景は、
どんな芸術よりも、本当に美しいと思う。

福岡県に星野村という、星が最高に綺麗で、
天文台に泊まりながら星を見れるという話を聞いた。
福岡にいる、知人にその話をしたら、
星が綺麗なところは、九州中、いっぱいあるのよと。
ふーん、そうなんだ。

夏が終わり、涼しくなったころ、
星を見に、福岡まで行くことになった。

禅の世界では、自然と一体になることが、
悟りの境地だとか。
自分を解放して、新たな自分に気付くこと。
答えは、自分の中にある。

眠ることも、本来、そういうことなのかもしれない。

今は、眠るときのためのモノを作るために、
日々、根っこになる考え、素材、アイデアを
考えている。
眠りってなんなんだろう、とか、
心地よさってなんだろう、とか。

それは、いつも、夕方空を眺めながら、
ふっと湧いてくることだったりする。

さて、眠りますか。




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