2011年12月25日日曜日

気と心


日本人としてのスピリットについて、ずっと考えつづけた2011年。

淀みのない考え方、
シンプルで、無駄がなく、
礼と儀を重んじる、
すっとした心意気。

3.11の約1週間後、
福井にいる祖母の見舞いに行きがてら、
静かな雨の降る京都の庭を訪れた。

震災の影響もあり、その禅寺にいたのは、
ほぼ私1人だった。
そのとき、その場所に宿る、京都の先人達が、
何かとても大切なことを私に告げた。

それは、日本を守り育ててきた先人達が
様々なことを乗り越え、この土地を現代まで
創ってきた、ということだ。

大変なのは、今だけではない。
いつの時も、大変なことはたくさんある。
嘆いているのではなく、
できることをやる。
くっと、腹に力を入れて、
進んで行け、と。

そのときの空気感も全て、
鮮明な記憶として、私の中に残っている。
その庭の水は、とても透き通っていて、
淀みなど、存在しなかった。

日本人としての、気と心。
それは、決して生易しいものではないけれど、
私たちの奥深くにきっと根づいているはず。

京都から東京に戻り、
庭について、私は勉強し始めた。
それは、庭というものが、
日本人の考え方の原点が現れていることに
気付いたからだ。

もっともっと、気と心について、
深く知りたいと思う。










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